岡山市の中心部に建つ、
3階建ての多目的ビル
防火地域に3階建の多目的用途のビルを木造耐火工法にて建築しました。鉄骨造や鉄筋コンクリート造に比べ、コスト面や工期面においてメリットがありました。
およそ9mある間口も木造で対応可能です。密接地の建て方には細心の注意を払います。
1階には歯科クリニックが入っています。
2階はカフェとギャラリー。エントランスのデッキ材はセランガンバツを使用しています。
3階は多目的スペース。耐火木造の被覆には一定の防音効果もあり、下階への音の伝達は通常の木造に比べて軽減されます。
岡山市の中心部に建つ、
3階建ての多目的ビル
- 所在地
- 岡山県岡山市
- 施工
- 2023年
- 主要用途
- 診療所(飲食店・事務所併用)
- 敷地面積
- 117.07㎡ / 35.42坪
- 延床面積
- 281.61㎡ / 85.19坪
- 階数
- 3階
- 構造
- 木造
- 設計
- ココロエ一級建築士事務所
- 施工
- SAKULAB
- 撮影
- しんめんもく
躯体は木造のビルです。防火地域における建築という条件の中、木造耐火工法を採用したことで、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比べて工期やコストも抑えることができています。
耐火工法においては、通常の施工手順とは異なる対応が求められましたが、設計事務所や協力業者と綿密に連携しながら進めていく過程を経て、完成の際には大きな達成感を得ることができました。