アーチの形状が特徴的な、
2階建ての住宅
玄関土間。和室に直接入れるような計画にしています。
和室。小さな空間でも建具や天井にこだわっています。
LDK。天井は吹き抜けとして開放的な空間にしています。浮いたデザインのスチール階段も、こちらのお家に合わせたデザインを考えました。
LDK キッチン側。壁付けキッチンは、オーダーメイドキッチンの自社ブランドSOWELで製作しました。床や天井の雰囲気に合わせた色で製作し、統一感のある空間にしています。
洗面室。造作の洗面カウンターです。壁には造り付けの固定棚を設けています。
アーチの形状が特徴的な、
2階建ての住宅
- 所在地
- 岡山県倉敷市
- 施工
- 2019年
- 主要用途
- 住宅
- 敷地面積
- 189.05㎡ / 57.2坪
- 延床面積
- 103.51㎡ / 31.3坪
- 階数
- 2階
- 構造
- 木造
- 設計
- SAKULAB
- 施工
- SAKULAB
- 撮影
- アマキカメラ
玄関ポーチのアーチが可愛らしい巣箱のようなデザインの2階建ての住宅は、吹き抜けを設けたLDKを計画しています。
切妻屋根の形状を活かしたLDKは、大きな掃出し窓は1カ所のみですが明るい空間となっています。
敷地は造成された住宅街の中にあり、庭を計画するにあたり周囲からの視線に配慮した塀を設計しました。LDKの大きな掃出し窓から見える塀になるため、無機質なアルミ材ではなく無垢の羽目板を貼りました。
床はもちろん、天井や窓枠にも木材をふんだんに使用しています。天井の羽目板や床のフローリングは、張り方向を揃えて仕上げました。一般的には部屋の長手方向に張ることが多いですが、勾配天井の場合、その方法を用いると勾配が強調されてきつく感じられることがあります。
こうした材料の張り方ひとつにおいても、じっくりと検討し、その空間にふさわしいかどうかを追求しています。